SBI証券のiDeCoはこれを買え!資産を効率よく増やす国内株式ファンド5選!

アイキャッチ 投資のコツ
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こんにちは、ラテマエです!

FIRE(早期リタイア)を目指す過程で学んだことや生活に役立つ情報を発信するためブログを立ち上げました。

最近、iDeCoやつみたてNISAの口座開設申し込みが増えているというのはご存知でしょうか。

コロナ禍によるテレワークで自由な時間が増え、「投資を始めてみよう」と思う人が増えたためだといわれています。

資産運用に興味を持つ人が増えるのは素晴らしいことですが、いざ始めてみると選ぶ商品の選択肢が多すぎて決めれない!

おれは「資産運用」をやめるぞ!ジョジョーーッ!!

ってなってる人も多いのではないでしょうか。

そこで、節税しながら資産運用ができるiDeCoに焦点をあて、資産を効率良く増やせる商品を全4回にわたって紹介していきます。

iDeCoを始めるにあたって、少しでも参考になれば幸いです。

iDeCoの公式サイトはこちら

今回はその第1回目として、「国内株式ファンド」に焦点を当てたいと思います。

他のファンドに関しては、以下の記事をご覧ください。

iDeCoの商品分類

各社のiDeCoの商品をその投資内容について大きく分類すると、以下の5つに分類されます。

  1. 国内株式
  2. 海外株式
  3. 国内債券
  4. 海外債券
  5. その他(REITやコモディティ)

第1回目の今回は、「1. 国内株式」のiDeCoについて紹介していきます。

「5. その他(REITやコモディティなど)」については、iDeCoで投資するのは一般的ではないため、無視してもらっていいかと思います。

SBI証券のiDeCoの商品ラインナップ(国内株式)

iDeCoを始めるには、iDeCoを取り扱っている証券会社や銀行などに口座を開く必要がありますが、

ネット証券最大手のSBI証券を開いておけば、以下の理由から間違いないと思います。

  • 10年を超える運営実績
  • 運営管理手数料ゼロ
  • iDeCoの商品ラインナップ数が80以上

SBI証券が取り扱う80以上あるiDeCo商品から、国内株式に分類される19商品(2020年11月現在)を表にまとめました。(赤のアンダーラインはインデックス型)

商品名 信託報酬 ベンチマーク・
特徴
ニッセイ日経平均インデックスファンド 0.154% 日経平均
三菱UFJ国際eMAXIS Slim 国内株式 0.154% TOPIX
ニッセイDCニッセイ日経225インデックス 0.186% 日経平均
野村DC・JPX日経400ファンド 0.275% JPX400
SBI・TOPIX100インデックス 0.264% TOPIX100
三井住友DCつみたてNISA 0.176% TOPIX
MHAM TOPIXオープン 0.715% TOPIX
日経225ノーロードオープン 0.880% 日経平均
朝日ライフ日経平均ファンド 0.550% 日経平均
ニッセイ日経225インデックスファンド 0.275% 日経平均
レオスーひふみ年金 0.836% 割安株
野村リアルグロース・オープン 0.935% 成長株
フィデリティ・日本成長株・ファンド 1.683% 成長株
つみたて椿 0.990% 成長株(女性活躍)
スパークス・日本株式スチュワードシップ 1.870% 成長株(スチュワードシップ)
みのりの投信 1.705% 成長株
SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ 1.650% 割安成長株
三井住友・バリュー株式年金ファンド 1.430% 割安株
DCグッドカンパニー(社会的責任投資) 1.562% CSR(社会的責任)

この19商品から最終的に5つのファンドに絞るのが本記事の目的です。

その手順について解説していきます。

投資する商品を厳選する

インデックス型とアクティブ型に分ける

基本的にiDeCoで投資できる商品は「インデックス型」「アクティブ型」に分けることができます。

・インデックス型
日経平均やTOPIXなどのベンチマークと同じ値動きを目指す商品。
・アクティブ型
ベンチマークを上回るパフォーマンスを目指す商品。コストがインデックス型に比べて高め。

先ほどの商品一覧表の赤のアンダーラインを引いた10商品が「インデックス型」、それ以外の9商品が「アクティブ型」になります。

表の右端の列「ベンチマーク・特徴」は、インデックス型なら対象とするベンチマーク指数アクティブ型なら投資スタイルを表しています。

インデックス型から厳選する

インデックス型のベンチマーク指数をみると、

「日経平均」「TOPIX」「JPX400」

の3つに分かれていることがわかります。

同じ指数をベンチマークとしているのであれば手数料が安い方が良いため、インデックス型は以下の3つに絞ることができます。

※「資産規模」、「トラッキングエラー」も重要ですが、iDeCo商品ではそこまで気にする必要はないと思います。

  • ニッセイ日経平均インデックスファンド(日経平均)
  • 三菱UFJ国際eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
  • 野村DC・JPX日経400ファンド(JPX400)

ちなみに、「JPX400」は2014年1月から算出された指数で、流動性や利益に加え、ROEの資本効率なども考慮して銘柄を選定しています。

アクティブ型から厳選する

アクティブ型は商品によって投資スタイルが異なるため、インデックス型のようにベンチマーク指数ごとにまとめることができません。

そのため、アクティブ型は過去のパフォーマンスから厳選するのがポピュラーな方法です。

2015年~2020年の期間中の各商品の基準価額(価格)を元に算出したパフォーマンスが以下の表になります。

先ほど厳選した3つのインデックス型の商品も載せておきました。

※「つみたて椿」については2016年以降に開発された商品のため除外

<算出方法について>
月初に一定額を投資したと仮定し、総投資額と最終的に得られる総資産額からリターンを算出

商品名 信託報酬 リターン率
(年率)
ニッセイ日経平均インデックスファンド 0.154% 3.25%
三菱UFJ国際eMAXIS Slim 国内株式 0.154% 1.25%
野村DC・JPX日経400ファンド 0.275% 1.33%
レオスーひふみ年金 0.836% 5.42%
野村リアルグロース・オープン 0.935% 4.40%
フィデリティ・日本成長株・ファンド 1.683% 3.75%
スパークス・日本株式スチュワードシップ 1.870% 3.05%
みのりの投信 1.705% -1.02%
SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ 1.650% 3.82%
三井住友・バリュー株式年金ファンド 1.430% -1.26%
DCグッドカンパニー(社会的責任投資) 1.562% 1.37%

次のグラフは、2015年から2020年までの月初に各商品へ1万円を投資した場合の資産推移になります。

※リターン率の上位2つ、下位2つの商品のみを表示
※毎月1万を投資せずに単純に積み立てた場合の総額は70万

資産推移グラフ

よって、過去のパフォーマンス結果から判断すると、アクティブ型は以下の2つに絞れます。

  • レオスーひふみ年金
  • 野村リアルグロース・オープン

最終的に投資する商品を厳選する

各商品のパフォーマンス表をもう一度みてください。

アクティブ型の「レオスーひふみ年金」、「野村リアルグロース・オープン」は、インデックス型で最もリターン率が高い「ニッセイ日経平均インデックスファンド」を1%以上上回っています。

そのため、アクティブ型に投資すればいいんじゃないの?と考えてしまいがちですが、この結果はあくまで過去の結果であることに注意が必要です。

アクティブ型はベンチマークを上回るパフォーマンスを目指す商品であるため、インデックス型に比べてリスクが高くなります

そのため、アクティブ型は大きな利益を得られる反面、大きな損失を出すこともありえます。

さらに、アクティブ型の信託報酬はインデックス型に比べて高いため、インデックス型を上回るアクティブ型は全体の15%程度という研究結果があります。

  • アクティブ型はインデックス型よりリスクが高く、信託報酬も高い
  • インデックス型を上回るパフォーマンスを出せているアクティブ型は全体の15%程度

そのため、インデックス型をメイン、アクティブ型をサブとして投資することをオススメします。

もちろん、インデックス型だけに投資してもかまいません。

以上により、SBI証券の国内株式のiDeCo商品を厳選すると、

  • ニッセイ日経平均インデックスファンド(日経平均)
  • 三菱UFJ国際eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
  • 野村DC・JPX日経400ファンド(JPX400)
  • レオスーひふみ年金
  • 野村リアルグロース・オープン

となります。

ちなみに、インデックス型のベンチマーク指数「日経平均」、「TOPIX」、「JPX400」の構成銘柄はけっこうかぶっているため、好みの指数を選べばよいと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか。

SBI証券が取り扱うiDeCo商品の中から「国内株式のファンド」に焦点を当て、5つの商品を厳選しました。

ポイントは以下の3つです。

  • 商品をインデックス型アクティブ型に分ける
  • インデックス型はベンチマーク指数手数料から厳選
  • アクティブ型は過去のパフォーマンスから厳選

その結果厳選した商品が以下になります。

<インデックス型> ※好みの指数をベンチマークとしている商品を1つ選ぶ

  • ニッセイ日経平均インデックスファンド(日経平均)
  • 三菱UFJ国際eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
  • 野村DC・JPX日経400ファンド(JPX400)

<アクティブ型>

  • レオスーひふみ年金
  • 野村リアルグロース・オープン

インデックス型をメイン、アクティブ型をサブとすることをお忘れなく!

※例えば投資金額の80%をインデックス型、残りをアクティブ型にするなど

iDeCoの運用商品を決める際の参考になれば幸いです。

みなさんの生活が少しでも豊かになりますように!

時には起こせよFIREムーブメント!

以上、ラテマエでした。

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