こんにちは、ラテマエです!
FIRE(早期リタイア)を目指す過程で学んだことや生活に役立つ情報を発信するためブログを立ち上げました。
11月上旬に29年ぶりに25000円を超えた日経平均はその後も上昇を続け、27000円に迫ろうかという水準です。
株式市場はチキンレース化しているのか、それともまだ上昇の入り口にすぎないのか、
それは神のみぞ知るところです。
ただ1つ言えることは、
「まだはもうなり、もうはまだなり」
という格言を忘れず、許容範囲を超える投資はしないように注意してください。
さて、「コロナ禍によりiDeCoやNISAなどの資産運用を始める人が増えている」と以前お伝えしました。
ただ、iDeCoの商品が多すぎるためどれを選んでいいかわからない!めんどくせーッ!
おれは「資産運用」をやめるぞ!ジョジョーーッ!!
ってなってる人も多いのではないでしょうか。
そこで、節税しながら資産運用ができるiDeCoに焦点をあて、資産を効率良く増やせるファンド商品を全4回にわたって紹介していきます。
iDeCoを始めるにあたって、少しでも参考になれば幸いです。
ラストの「第4回目」は、「海外債券ファンド」に焦点を当てます。
ぜひ最後までご覧ください。
他のファンドに関しては、以下の記事をご覧ください。
iDeCoの商品分類
iDeCoの商品をその投資内容について大きく分類すると、以下の5つに分類されます。
- 国内株式
- 海外株式
- 国内債券
- 海外債券
- その他(REITやコモディティ)
第2回目の今回は、「2. 海外債券」のiDeCo商品について紹介していきます。
「5. その他(REITやコモディティなど)」については、iDeCoで投資するのは一般的ではないため、無視してもらっていいかと思います。
SBI証券のiDeCoの商品ラインナップ(海外債券)
iDeCoを始めるには、iDeCoを取り扱っている証券会社や銀行などに口座を開く必要がありますが、
ネット証券最大手のSBI証券を開いておけば、以下の理由から間違いないと思います。
- 10年を超える運営実績
- 運営管理手数料ゼロ
- iDeCoの商品ラインナップ数が80以上
SBI証券が取り扱う80以上あるiDeCo商品から、海外債券に分類される10商品(2020年11月現在)を表にまとめました。(赤のアンダーラインはインデックス型)
商品名 | 投資地域 | 信託報酬 | ベンチマーク 特徴 |
三菱UFJ国際eMAXIS Slim先進国債券 | 先進国 | 0.154%以内 | FTSE世界国債インデックス |
日興インデックスファンド海外債券 | 先進国 | 0.176% | シティ世界国債インデックス |
野村外国債券インデックスファンド | 先進国 | 0.154% | シティ世界国債インデックス |
大和iFree新興国債券インデックス | 新興国 | 0.242% | JPモルガンGBI |
PIMCO世界債券アクティブファンド | 先進国,新興国 | 0.8294% | 安定性、成長性 |
三菱UFJ DC新興国債券インデックス | 新興国 | 0.374% | JPモルガンGBI |
EXE-i先進国債券ファンド | 先進国 | 0.417% | 中長期的な成長性 |
PIMCOジャパン・ベターインカム | 日系企業 | 0.5765% | 日系企業発行の外貨建て社債 |
三井住友DC外国債券インデックス | 先進国 | 0.231% | シティ世界国債インデックス |
三菱UFJ国際グローバル・ソブリン | 先進国 | 1.375% | 安定性と値上がり |
この10商品から最終的に3つのファンドに絞るのが本記事の目的です。
その手順について解説していきます。
投資する商品を厳選する
インデックス型とアクティブ型に分ける
基本的にiDeCoで投資できる商品は「インデックス型」と「アクティブ型」に分けることができます。
先ほどの商品一覧表の赤のアンダーラインを引いた2商品が「インデックス型」、それ以外の1商品が「アクティブ型」になります。
表の右端の列「ベンチマーク・特徴」は、インデックス型なら対象とするベンチマーク指数、アクティブ型なら投資スタイルを表しています。
アクティブ型は除外する
基本的にアクティブ型はインデックス型に比べてリスクが高い商品です。
アクティブ型の信託報酬はインデックス型に比べて高いため、インデックス型を上回るアクティブ型は全体の15%程度という研究結果があります。
iDeCoの主な目的は「老後の資産形成」です。
また、iDeCoで運用している資産は60歳まで引き出すことができないので、過度にリスクの高いアクティブ型での運用は避けるべきです。
よって、本記事ではアクティブ型の商品についてはこれ以上言及しません。
インデックス型から厳選する
インデックス型のベンチマーク指数をみると、
「FTSE世界国債インデックス」、「シティ世界国債インデックス」、「JPモルガンGBI」
の3つに分かれていることがわかります。
ただ、「FTSE世界国債インデックス」と「シティ世界国債インデックス」は名称が変更されただけなので、現在は「FTSE世界国債インデックス」となっています。
それぞれの指数を簡単に説明すると、
同じ指数をベンチマークとしているのであれば、手数料が安い方が良いといえます。
※「資産規模」、「トラッキングエラー」も重要ですが、iDeCo商品ではそこまで気にする必要はないと思います。
よって、海外債券のインデックス型は以下の3つに絞ることができます。
- 三菱UFJ国際eMAXIS Slim先進国債券
- 野村外国債券インデックスファンド
- 大和iFree新興国債券インデックス
あとは、ご自身の好みでどの商品にするか決めてください。
ただし、新興国の銘柄は先進国の銘柄に比べてリスクが高いため、「大和iFree新興国債券インデックス」をメインとした運用は避けた方が無難です。
まとめ
SBI証券が取り扱うiDeCo商品の中から「海外債券ファンド」に焦点を当て、3つの商品を厳選しました。
ポイントは以下の3つです。
- 商品をインデックス型とアクティブ型に分ける
- 過度にリスクの高いアクティブ型は除外する
- インデックス型をベンチマーク指数と手数料から厳選する
その結果厳選した商品が以下になります。
- 三菱UFJ国際eMAXIS Slim先進国債券
- 野村外国債券インデックスファンド
- 大和iFree新興国債券インデックス
新興国の銘柄は先進国の銘柄に比べてリスクが高いということをお忘れなく!
iDeCoを始めるにあたって、少しでも参考になれば幸いです。
みなさんの生活が少しでも豊かになりますように!
時には起こせよFIREムーブメント!
以上、ラテマエでした。
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