こんにちは、ラテマエです!
FIRE(早期リタイア)を目指す過程で学んだことや生活に役立つ情報を発信するためブログを立ち上げました。
長期で資産運用していると、市場の暴落に巻き込まれることは避けて通れません。
記憶に新しいところでいえば、2020年3月の「コロナショック」による暴落ではないでしょうか。
このときは米国を代表するS&P500指数が10%以上も下落しました。
市場の暴落が避けられない以上、暴落時に取るべき行動を前もって決めておくことがとても重要です。
暴落時は心理状態が不安定になるため、間違った行動を取りやすくなります。
その結果、資産を大きく減らしてしまうことになりかねません。
そこで今回は、市場暴落時に取るべき行動について考えてみます。
結論からいうと、「市場暴落時は買う」という行動を取れば資産が増える可能性が高いということです。
その理由についてこれから解説していきます。
ただし、以下の点に注意してください。
- 指数に連動するインデックス投資であること
- 長期投資であること
- 余裕資金での投資であること
長期的に資産が増える可能性が高いとはいえ、暴落時の不安の中、「買う」という行動を取るのはかなり難しいと思います。
そこで、過去の暴落時から元の水準まで回復までにかかった期間についても調査しました。
この期間を知っておくことで、「暴落時に買う」という行動が取りやすくなるのではないでしょうか。
S&P500指数の過去の暴落
米国を代表する「S&P500指数」の2000年以降の暴落についてまとめた表が以下になります。
日時 | イベント |
2000年12月 | ITバブル崩壊 |
2001年9月11日 | 米同時多発テロ |
2008年9月 | リーマンショック |
2009年1月 | 米マイナス成長 |
2011年8月 | 米国債ショック(リーマンショックの余波) |
2020年3月 | コロナショック |
そして、2000年以降のS&P500指数のチャートが以下です。
暴落を挟みながらも、右肩上がりで上昇してきたことがわかります。
従って、S&P500指数に連動するインデックス投資を暴落時に買っていれば、大きく資産を増やせたことになります。
S&P500指数の暴落から回復までの期間
続いて、暴落から元の水準に回復するまでにかかった期間についてみてみます。
日時 | イベント | 回復までの期間 |
2000年12月 | ITバブル崩壊 | 約5年10ヶ月 |
2001年9月11日 | 米同時多発テロ | 約1ヶ月 |
2008年9月 | リーマンショック | 約2年3ヶ月 |
2009年1月 | 米マイナス成長 | 約5か月 |
2011年8月 | 米国債ショック(リーマンショックの余波) | 約1週間 |
2020年3月 | コロナショック | 約6ヶ月 |
2000年のITバブル崩壊は、明確な暴落イベントがなく、直近高値を基準としたため回復までの期間が長くなっています。
100年に一度といわれたリーマンショックは、回復までに約2年3ヶ月かかっており、その他は半年以内に元の水準まで回復しています。
いずれ市場が回復するとはいえ、いつ大底になるかはわかりません。
従って、投資しようとしている投資資金を一度に投資するのではなく、ドルコスト平均法などで分割して投資するすることをオススメします。
ドルコスト平均法の有効性についてはこちらの記事で紹介しています。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、市場暴落時に取るべき行動について考えてみました。
ポイントは以下の2つです。
- 長期のインデックス投資(S&P500に連動するETFなど)であれば市場暴落時は買い
- 明確な底はわからないのでドルコスト平均法で買う
相場には「人の行く裏に道あり花の山」という格言があります。
相場暴落時は多くの人が損を売り手に回りますが、そのような時に買い手に回れば大きな利益が手に入るのかもしれません。
ただし、暴落時は資産が大きく減るため、冒頭にも書いたように余裕資金で投資するようにしましょう。
みなさんの生活が少しでも豊かになりますように!
時には起こせよFIREムーブメント!
以上、ラテマエでした。
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