こんにちは、ラテマエです!
FIRE(早期リタイア)を目指す過程で学んだことや生活に役立つ情報を発信するためブログを立ち上げました。
コロナ禍で資産運用を始める方が多くなり、「ロボアドバイザー」という言葉をよく聞くようになりました。
ロボアドバイザーとは、
のことを指します。
金融知識がなくても、いくつかの質問に答えるだけで資産運用を始めることができる手軽さが受け、ロボアドバイザーの市場は拡大しています。
そこで今回は、ロボアドバイザーの最大手「WealthNavi(ウェルスナビ)」についてお話しします。
WealthNaviの特徴
WealthNaviでは、年齢や年収など6つの質問に答えると、診断結果として以下の4つを知ることができます。
- 診断時点におけるリスク許容度
- リスク許容度に応じたポートフォリオ
- そのポートフォリオの過去分析
- そのポートフォリオの将来予想
画像の出典元:WealthNavi
この診断結果で得られたポートフォリオに沿って自動で積立投資をしてくれます。
確かにお手軽ですね。
ちなみに、手数料は預り資産額の1%となっています。
WealthNaviの運用商品について
WealthNaviは、米国に上場している2000本以上のETFから6~7つを厳選し投資しているようです。
診断条件を色々変えて50回以上試したところ、WealthNaviの運用商品は以下の7つのETFであることがわかりました(※2020年12月末時点)
- 米国株(VTI)
- 日欧株(VEA)
- 新興国(VWO)
- 米国債券(AGG)
- 物価連動債(TIP)
- 金(GLD)
- 不動産(IYR)
()内の記号はティッカーコードを表します。
あくまで2020年12月末時点の結果であるため、運用商品は変更される可能性があります。
それぞれの銘柄についての考察は別の記事で行いたいと思います。
WealthNaviのリスク許容度について
診断条件を色々変えて50回以上試したところ、WealthNaviのリスク許容度は「1~5」の5段階であることがわかりました。
数字が高くなるほど、リスク許容度が高いことを意味します。
また、リスク許容度に応じて、前章で紹介した運用商品の資産配分を変えていることがわかりました。
リスク許容度に応じた各運用商品の資産配分は以下になります。
リスク許容度 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
米国株(VTI) | 15.0% | 26.5% | 31.9% | 35.0% | 35.0% |
日欧株(VEA) | 5.0% | 11.9% | 21.6% | 28.6% | 32.9% |
新興国株(VWO) | 5.0% | 5.0% | 6.5% | 9.5% | 14.6% |
米国債券(AGG) | 35.0% | 35.0% | 28.2% | 12.9% | 5.0% |
物価連動債(TIP) | 30.0% | 11.6% | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
金(GLD) | 5.0% | 5.0% | 6.8% | 9.0% | 7.5% |
不動産(IYR) | 5.0% | 5.0% | 5.0% | 5.0% | 5.0% |
リスク許容度が高くなるにつれ、株式の割合を高く、債券の割合を低くしています。
資産運用の鉄則通りといったところでしょうか。
ただ、リスク許容度5であっても先進国株式(米国株と日欧株)の割合が70%近くあるため、新興国株式をもっと増やしたい人にとっては物足りなく感じるかもしれません。
他の特徴としては、どのリスク許容度でも金と不動産を一定割合含んでいるため、資産が分散化されていることがわかりました。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、ロボアドバイザーの最大手「WealthNavi(ウェルスナビ)」について紹介しました。
ポイントは以下の3つです。
- 6つの質問に答えるだけで最適なポートフォリオを提案
- 運用商品は米国市場に上場しているETFから厳選した7つ
- リスク許容度に応じて7つのETFの配分を変更
資産運用について考えることが面倒な人や、その時間が取れない人にとっては、WealthNaviを利用する価値があるのではないでしょうか。
ただ、せっかく信託報酬の安い米国市場のETFに投資するのであれば、WealthNaviの手数料1%は正直いって高すぎます。
もし米国株をご自分で投資したいという方は、SBI証券の口座を開設することをおすすめします。
みなさんの生活が少しでも豊かになりますように!
時には起こせよFIREムーブメント!
以上、ラテマエでした!
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