コロナ禍での巣ごもり需要にマッチ!物流施設に特化したETFが新登場

アイキャッチ 投資のコツ
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こんにちは、ラテマエです!

2020年10月からWordPressでブログを始めました。未熟者ですが、よろしくお願いします。

今回は2020年8月26日に新規上場された物流施設のREITを投資対象としたETFについて解説したいと思います。

投資対象としてはなかなか面白いのではないかと思います。

え え?理解不能理解不能理解不能

と思った方、安心してください。この記事を読み終わるころには、

あっ!理解可能

になってるはずです。どうぞ最後までよろしくお願いします。

さて、コロナショックにより3月に暴落した株式市場は足元では落ち着きを取り戻しているようにみえます。

しかし、コロナが収束したとはいえず、REIT市場の回復は遅れています。

その原因についてまずは探っていきたいと思います。

そもそもREITとは?

REIT(リート)とは、投資家から集めた資金で不動産へ投資を行い、そこから得られる賃料収入や不動産の売買益を投資家に分配する商品のことです。

日本では頭にJAPANの「J」をつけて「J-REIT(ジェイ・リート)」と呼ばれています。

J-REITの特徴

J-REITは少額投資可能

通常、不動産へ投資するには多額の資金が必要になります。

しかし、J-REITは東京証券取引所に上場されている商品であり、多くの株式と同じように少額から投資可能です。

そのため、不動産に投資したいけど資金が足りない・・・という方にオススメの商品です。

J-REITの投資対象は?

J-REITが投資対象とする不動産は以下の6つに分類できます。

  • 事務所
  • 住居
  • 商業施設
  • ホテル
  • 物流施設
  • ヘルスケア

REITによって、ホテルに集中的に投資するREITもあれば、住居と物流施設など複数に投資するREITもあります。

J-REITは分配金利回りが高い!?

一般的にJ-REITは利益の大部分(税引前利益の90%超)を分配すれば法人税が免除されます。

そのため、J-REITの分配金利回りは株式などと比較して相対的に高い利回りが期待できます。

ただ、分配金利回りが6%を超えるようなJ-REITは、コロナショックで投資口価格(株価に相当)が急落した結果、利回りが高くなっている可能性があります。

物流施設型J-REITが急回復!

さて、ここからが本題です。

そんな ねむっちまいそうなのろい動きで FIRE(早期リタイア)なんてできるかァーーーー

とか言わないでくださいね。

先ほどREIT市場はコロナショックからの回復が遅れていると言いましたが、実際のJ-REITの投資口価格(株価に相当)の動きを表したのが下のチャートです。

(※コロナ前の2020年2月初めを100して標準化)

J-REITチャート

コロナにより需要が低迷しているホテルや商業施設を投資対象としたJ-REITが、REIT市場全体の足を引っ張っていることがわかります。

対して、コロナ禍での巣ごもりからEC(電子商取引)需要が増え、その恩恵を受けた物流施設型のJ-REITはコロナ前の水準を上回っていることがわかります。

そのような状況下、2020年8月26日に物流施設型のJ-REITを投資対象とするETFが東京証券取引所に新規上場されました。

グローバルX株式会社が委託会社の「グローバルX ロジスティクス・J-REIT ETF(証券コード:2565、以下ロジスティクスETF)」です。

そのまんまの名前ですね(笑)

ロジスティクスETFの特徴

物流施設型のJ-REITを投資対象

「物流」を英訳すると「logistics」ですが、その名の通り、物流施設型のREITに投資するETFです。

なお、基準価額の変動率を「東証REIT物流フォーカス指数」の変動率に一致させることを目的としています。

要するに、東証REIT物流フォーカス指数と同じ動きになるように運用するということです。

東証REIT物流フォーカス指数:
物流施設を投資対象とする15銘柄(2020年10月時点)のJ-REITにより構成される指数。ちなみに、トヨタやソフトバンクなど日本を代表する225銘柄で構成される指数が日経平均指数です。

信託報酬は高め

信託報酬とはいわゆる運用費用のことですが、これが年率0.649%(税抜0.59%)かかります。

J-REIT全体に投資するETFの信託報酬が0.2~0.3%程度ですので、相対的に高く設定されています。

決算日は年4回

毎年2、4、6、8、10、12月の24日となっています。

つまり、運用状況によりますが年6回分配金が支払われるということです。

上場後初の決算日が10月24日の予定ですので、その分配金の額に注目しましょう!

ロジスティクスETFに関するより詳しい情報は、グローバルXのHPをご覧ください。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回はコロナ禍の需要にマッチしたREITを投資対象としたETFについて解説しました。

ポイントは次の2つです。

  • REIT市場のコロナショックからの回復が遅れているが、物流施設のJ-REITはコロナ前の水準を上回っている
  • 物流施設のJ-REITを投資対象としたロジスティクスETFが2020年8月26日に東京証券取引所へ新規上場された

あっ!理解可能

になっていただけましたでしょうか?

もし、なってないよ!って方がいましたら、私の説明が至らなかったせいで貴重なお時間をとらせてしまい申し訳ありません。

ご不明な点などありましたら、コメントいただけましたら幸いです。

みなさんの生活が少しでも豊かになりますように!

時には起こせよFIREムーブメント!

以上、ラテマエでした!

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